色々な思いで、大切なもの
いつも通りに仕事をしていたとき、ある1本の電話が来た。
父からだった。一人暮らしの私のところに普段あまり電話をしてこない父なので電話を取ってみると「さっきな、兵庫に住んでるおばあちゃんが亡くなった」自分は余りの突然のことにびっくりしてしまってしばらく呆けてしまっていました。とりあえず上司に相談してみると
「そうか、今日はもう上がっていいからおばあちゃんのところに向かいなさい」と会社を早退し実家に向かいました。
実家に向かうと母がおり、〇〇病院に駆けつけました。
母から伺ったところ朝、いつもの時間になっても台所にこないので起こしに行ったそうです。いくら呼んでも起きないので救急車を手配してそのまま搬送されたそうです。病院に着いたとき、そこにはいつものおばあちゃんの姿がありました。ですが息はしていません。そこから数分私は涙が止まりませんでした。
お医者さんから死因を聞くと老衰死とのことでした。
余りの突然の別れで本当にいろんな後悔があります。おいしいごはんの作り方とかどうでもいい世間話とかもっと色んな場所に旅行とか連れて行ってあげたりなどキリがないほどあります。
家族総出で葬式の準備を始めました。葬式の打ち合わせの際、私も同伴させてもらい日時日程や金額の見積もりも参加しました。葬式というのはすごいもので悲しさを忙しさで誤魔化す作用があることをこの時感じました。
葬式が始まりといろんな方が来てくれました。その中で一番嬉しかったのは私の働いてる会社の上司が来てくれたことです。
おばあちゃんとは面識がないのにわざわざ来てくれたことに私は陰で泣いていしまいました。
その後葬式は無事に終わったのですがあまり年休を使ってなかった私は会社の粋な計らいでもう数日お休みをいただくことができました。
余った数日は母と共に遺品整理することにしました。おばあちゃんは折り紙が好きで部屋の中にも折り鶴や千羽鶴が大量に飾ってありました。折り紙一式を搬送する作業が始まります。
その中で一冊のアルバムを発見しました。そこには保育園の時の私とおばあちゃんの2ショットが映ってました。懐かしいなと見ているとアルバムの間からすごく歪な形の手裏剣の折り紙が出てきたのです。
その後ろにはとても汚い字で私の名前が入っていました。保育園の時に作ったものです。そんな何十年も前の物を大切に保管してくれてたんだと思ったとき、おばあちゃんの孫でよかったよって感じました。
最終的に遺品整理が終わった後は、おばあちゃんが使っていたベッドやら家具やらいろいろと整理しなければならず、それ以降は家族と相談して兵庫県でおすすめの遺品整理会社にお願いすることにしました。
さすがに大きなものは自分たちでは処分できないので非常に助かりました。最近の業者さんは丁寧でいろいろと相談に乗ってくれるところも多いらしいので本当に助かりました。
ダイエット効果は実感できなくても、早朝ウォーキングは気持ち良い!
年齢のせいか、食べる量を控えめにしても、どんどん体重が増えていき、人生最大体重を日々更新する日が続きました。
これではいけないと一念発起し、ウォーキングを初めたのも、もうずいぶん前のことになります。
始めたばかりの頃は、夫の出勤時間が早く、送り出したばかりのまだ暗い時間帯から歩き始め、
日が昇り始める頃に、清々しい気持ちで家に戻っていました。
しかし、夫の出勤時間が人並みに戻ると、送り出した後はちょうど通勤の時間帯で交通量が多いため、歩きにくくなってしまいました。
涼しい時期には、日中でも時間を選ばずに快適に歩けましたが、暑くなるとそうもいきません。
もちろん、暑い中を汗をかきながら歩く気持ち良さもあるとは思いますが、東北生まれのせいか暑さに弱く、
日が高くなるとどうしても外に出る気になりません。
そのため、ついついさぼってしまう日も増えましたが、そこでウォーキングそのものをやめるわけにもいきません。
体重はなかなか減りませんでしたが、体力が付いたという実感はあり、歩くこと自体が楽しいとも感じるようになっていました。
そこで、私が決断したのは、早起きをすることです。
今では朝の4時30分に起き、1時間ウォーキングをして、その後お弁当や朝食の支度をしています。
ランチで改めて感じた反面教師
今日は知り合いとランチ。
その知り合いとは今日で会うのが2回目だった。その話を聞いてるとどうやらとてもお金持ちの方のようで、学生時代から海外旅行に行くのが好きで15カ国近くはお出かけしてるよう。そのおかげもあるのか「私は英語を話せるから」が口癖。
「英語話せるから、駅で外国人観光客の人に声をかけられて、電車に乗ってる間の1.5時間ずっと話してたんだー。」
「英語が話せるから、海外に行っても困らないし」という話を聞いた。
そんな話を聞いてて、自分自身のことを分かったことが2つある。
1つは「英語を話せるのは自慢になるのか?」ということ。
私は英語を使った仕事をしてきたわけでも、外国語学部とか出たわけでもないが、日常会話は話せる。観光客の人に道案内もできるし、海外の友人との交流もある。英語を話せる日本人も当たり前に増えてきてるし、話せなくても翻訳ツールも増えてきたし必要ないんじゃない?と思うようになった。
3ヶ国語以上話せるなら確かに凄いと思うんだけど…。
2つ目はあまりひけらかすような人は苦手だなぁということ、そして反面教師にしようと思ったこと。
これまで生きてきた中で沢山の人と知り合ったが、自分の能力をひたすら話す人は就活の面接のとき以来、初めてのことだった。
私が尊敬する人や知性や能力のある人は話していくうちに、垣間見えることの方が多い。だけどそれを自慢しない。そんな人ばかりだったなーと思い、私も自分から見て憧れるような人に近づきたいなと改めて思うようになった。だから知り合いとランチをすることもとても自分にとって実のある一日だったのかなと思うようになった。
喫茶店のマナーの悪い女性
喫茶店で読書をしていました。そのコーヒーとケーキはとてもおいしく、さらに前から楽しみにしていた小説で楽しく読んでいたのですが、入ってきた女性が大声で電話を始めたので、非常に不愉快な気持ちで、困ったなあと思っていました。
話の内容から察するに、彼氏と電話をしていたようですが、そういうのは外でやってもらいたいなあと感じながらチラチラ見ていました。ところが、どうも様子がおかしく、その女性は足を組んで、ゆらゆらと体を前後に揺らしています。
そういえば、この女性は入ってきてすぐお手洗いに行っていたのですが、人が入っていたようで戻ってきていたのを思い出しました。おそらく、外を歩いていてお手洗いに行きたくなり、我慢できずにこの喫茶店に入ったのでしょう。
ところがお手洗いが空いていないので、とりあえず注文したコーヒーを飲みながら電話をしていたようでした。
お手洗いはもう空いていたので、彼女は早く電話を切りたそうにしていましたが、お手洗いに行きたいと言うのは恥ずかしいのか、なかなか電話を切らせてもらえないようでした。
私は、マナーの悪い女性に天罰が下ったな、などと、意地の悪いことを考えてしまいました。
駅で見かけたスカッとする話
この間、とてもスカッとする話がありました。駅の女子トイレに、いつものことですが、長い行列ができていました。すると、今ついた電車から降りたらしい、高校生らしき子が走ってきました。こんなことを言っては失礼ですが、その子はとてもお手洗いに行きたそうな様子でした。
実際その子は列を見て絶望的な表情をしたあと、列に並んでいる人に「すみません、列を譲ってもらえませんか」と恥ずかしそうにお願いしていました。
もちろん、行列のほとんどの人が緊急事態を察して「いいですよ」と譲っていました。
ところが、途中にいたおばさんが「私は譲らないよ。みんな待ってるんだよ」とイライラしたように言いました。
私はなんてひどいことを言う人なんだと、正直怒りが湧きました。女の子もつらそうにしています。そのときでした。
そのおばさんたちが前に並んでいる人たちが「じゃあ私は後ろに行くので、そこに並んでくださいね、それなら文句ないでしょう」などと口々に言いながら、列の後ろの回ったのです。
おばさんは気まずくなったのか、なにかもごもごと捨て台詞を吐きながら、その場を去って行きました。女の子は無事トイレに駆け込んで行きました。見ていた私もスカッとしました。