365日ブログ

できれば毎日何か書きたい!

色々な思いで、大切なもの

いつも通りに仕事をしていたとき、ある1本の電話が来た。
父からだった。一人暮らしの私のところに普段あまり電話をしてこない父なので電話を取ってみると「さっきな、兵庫に住んでるおばあちゃんが亡くなった」自分は余りの突然のことにびっくりしてしまってしばらく呆けてしまっていました。とりあえず上司に相談してみると
「そうか、今日はもう上がっていいからおばあちゃんのところに向かいなさい」と会社を早退し実家に向かいました。

実家に向かうと母がおり、〇〇病院に駆けつけました。


母から伺ったところ朝、いつもの時間になっても台所にこないので起こしに行ったそうです。いくら呼んでも起きないので救急車を手配してそのまま搬送されたそうです。病院に着いたとき、そこにはいつものおばあちゃんの姿がありました。ですが息はしていません。そこから数分私は涙が止まりませんでした。

お医者さんから死因を聞くと老衰死とのことでした。

余りの突然の別れで本当にいろんな後悔があります。おいしいごはんの作り方とかどうでもいい世間話とかもっと色んな場所に旅行とか連れて行ってあげたりなどキリがないほどあります。

家族総出で葬式の準備を始めました。葬式の打ち合わせの際、私も同伴させてもらい日時日程や金額の見積もりも参加しました。葬式というのはすごいもので悲しさを忙しさで誤魔化す作用があることをこの時感じました。

葬式が始まりといろんな方が来てくれました。その中で一番嬉しかったのは私の働いてる会社の上司が来てくれたことです。

おばあちゃんとは面識がないのにわざわざ来てくれたことに私は陰で泣いていしまいました。

その後葬式は無事に終わったのですがあまり年休を使ってなかった私は会社の粋な計らいでもう数日お休みをいただくことができました。

余った数日は母と共に遺品整理することにしました。おばあちゃんは折り紙が好きで部屋の中にも折り鶴や千羽鶴が大量に飾ってありました。折り紙一式を搬送する作業が始まります。

その中で一冊のアルバムを発見しました。そこには保育園の時の私とおばあちゃんの2ショットが映ってました。懐かしいなと見ているとアルバムの間からすごく歪な形の手裏剣の折り紙が出てきたのです。

その後ろにはとても汚い字で私の名前が入っていました。保育園の時に作ったものです。そんな何十年も前の物を大切に保管してくれてたんだと思ったとき、おばあちゃんの孫でよかったよって感じました。

最終的に遺品整理が終わった後は、おばあちゃんが使っていたベッドやら家具やらいろいろと整理しなければならず、それ以降は家族と相談して兵庫県でおすすめの遺品整理会社にお願いすることにしました。

さすがに大きなものは自分たちでは処分できないので非常に助かりました。最近の業者さんは丁寧でいろいろと相談に乗ってくれるところも多いらしいので本当に助かりました。