喫茶店のマナーの悪い女性
喫茶店で読書をしていました。そのコーヒーとケーキはとてもおいしく、さらに前から楽しみにしていた小説で楽しく読んでいたのですが、入ってきた女性が大声で電話を始めたので、非常に不愉快な気持ちで、困ったなあと思っていました。
話の内容から察するに、彼氏と電話をしていたようですが、そういうのは外でやってもらいたいなあと感じながらチラチラ見ていました。ところが、どうも様子がおかしく、その女性は足を組んで、ゆらゆらと体を前後に揺らしています。
そういえば、この女性は入ってきてすぐお手洗いに行っていたのですが、人が入っていたようで戻ってきていたのを思い出しました。おそらく、外を歩いていてお手洗いに行きたくなり、我慢できずにこの喫茶店に入ったのでしょう。
ところがお手洗いが空いていないので、とりあえず注文したコーヒーを飲みながら電話をしていたようでした。
お手洗いはもう空いていたので、彼女は早く電話を切りたそうにしていましたが、お手洗いに行きたいと言うのは恥ずかしいのか、なかなか電話を切らせてもらえないようでした。
私は、マナーの悪い女性に天罰が下ったな、などと、意地の悪いことを考えてしまいました。